コマサの映画について、批評家の意見は分かれた。バルバラ・ホレンデル(Barbara Hollender)は日刊紙『Rzeczpospolita(共和国)』で次のように書いている:
コマサは、ワルシャワ市民への敬意を込めて蜂起を再現した。この映画に描かれていることには全て、真実が生きている。同時に、監督は非常に現代的な言語を用いている。衝撃的な場面が容赦無く撮影され、画面上にこれでもかと現れる。そうやって私たちに恐怖を伝えているが、実際に今日、戦争はこのように語られるべきではないだろうか?
一方、映画には、戦争の恐ろしさを誇示し、戦争の悲劇を道具化しているという非難の言葉も向けられた。タデウシュ・ソボレフスキ(Tadeusz Sobolewski)は、日刊紙『Gazeta Wyborcza(選挙新聞)』でこう書いている:
大騒ぎのスペクタクルを作ることで、敗北に終わった蜂起についての映画という、勝利を収めよう――これが、私の読み取ったコマサの大まかな意図である。
ヤクプ・ソハ(Jakub Socha)もオンライン文化誌『Dwutygodnik(隔週刊行誌)』で『リベリオン――ワルシャワ大攻防戦』を批判している:
コマサは絶えず観客に電気ショックを与えるが、これを効果を出すためだけに、機械的に行っている。一方には血生臭いグラン・ギニョール(見せ物芝居)、他方には感傷がある。引き裂かれた人間の破片と血の雨、銃弾で潰された顔、衝撃波で吹き飛ばされ、まるで藁人形のように壁にぶつかる死体、あらゆる形の死、そしてこれら全ての傍らで、愛情に満ちた蜂起参加者たちと、ゆっくりとしたテンポのラブシーンが描かれ、裸体の恋人たちの周りで炎、弾丸と星が煌めき、全世界が回っていく。過度の暴力とすさまじいキッチュさ。どちらも完全に架空で、映画ではサイコパス役としてのみ登場するドイツ人の描写と全く同じように、誇張されている。
記者たちの批判的な声は、映画館の動員数には影響しなかった。ポーランドでは、ヤン・コマサの映画は170万人を超える観客が鑑賞し、これによって『リベリオン――ワルシャワ大攻防戦』は2014年のポーランド映画において、観客数210万人を記録したウカシュ・パルコフスキ(Łukasz Palkowski)監督の『Bogowie(神たち)』に次ぐ、第2位の人気を博した作品となった。
一方、第39回グディニャ映画祭では、ヤン・コマサの『リベリオン――ワルシャワ大攻防戦』は、どちらかというと冷ややかな対応を受けた。メイン・コンペティションの有力候補の一つと考えられていたが、3つの賞を獲得するにとどまったのだ。ヴィット・コムジィ(Vit Komrzy)が特殊効果賞、バルトシュ・プトゥキェヴィチ(Bartosz Putkiewicz)が音響賞、そして18歳のゾフィア・ヴィフワチュ(Zofia Wichłacz)が、ヨヴィタ・ブドゥニク(Jowita Budnik)やエヴァ・チジェフスカ(Ewa Czyżewska)といったライバルを制して、最優秀主演女優賞を受賞した。
コマサは『リベリオン――ワルシャワ大攻防戦』の他にも、蜂起関連の映画プロジェクトに携わっている。若き監督は、ワルシャワ蜂起博物館の委託を受けて制作されたドキュメンタリー映画『Powstanie Warszawskie(ワルシャワ蜂起)』プロジェクト発起人の一人でもあった。この映画は、1944年8月に撮影された蜂起の記録をカラー化し、デジタル修復を施して制作された。映画には現代になって書かれた対話が補足され、蜂起での人々の戦いを撮影するカメラマンだった二人の兄弟を通して、この歴史的な出来事が語られている。
2014年、コマサはポリティカ・パスポート賞を受賞した。