2010年、在学中にワルシャワのドラマティック劇場(Teatr Dramatyczny)でパヴェウ・ミシキェヴィチ(Paweł Miśkiewicz)の演出による『Klub Polski(ポーランド・クラブ)』のフリデリク・ショパン(Fryderyk Chopin, 1810-1849)役でデビュー。この配役は奇抜な発想で、「ショパンはポーランド人か、それともフランス人か」という論争を覆そうと考えたミシキェヴィチが、日本人である村上を起用した。
2013年、テレビドラマ『M jak miłość(ミウォシチ〔miłość 愛〕のM)』のタロウ役で人気を博す。『Syberiada polska(ポーランド・シベリアーダ)』(ヤヌシュ・ザオルスキ Janusz Zaorski 監督, 2013)、『Studniówk@(ストゥドゥニュフカ@)』〔ストゥドゥニュフカは高校卒業資格試験の100日前に開かれるポーランドのプロム〕(アレッサンドロ・レオネ Alessandro Leone 監督, 2018)、『Za duży na bajki 2(もうおとぎ話の年じゃない 2)』(クリストファー・ルス Kristoffer Rus 監督, 2024)、『Listy do M. Pożegnania i powroty(Mへの手紙――別れと帰還)』(ウカシュ・ヤヴォルスキ Łukasz Jaworski 監督, 2024)、『Przepiękne!(美しい!)』(カタジナ・プリヴィェジェンツェフ Katarzyna Priwieziencew 監督, 2025)など、ポーランドの他のテレビ番組や映画作品にも、特定エピソードの役や脇役で出演している。舞台作品にも出演し、ワルシャワのスタジオ劇場(Teatr Studio)(2017)、キャピトル(Capitol)(2011年から)およびクファドラト(Kwadrat)(2022)で客演を務める。2024年からワルシャワの新劇場(ノヴィ・テアトル Nowy Teatr)に所属し、クシシュトフ・ヴァルリコフスキ(Krzysztof Warlikowski)による『Elizabeth Costello(エリザベス・コステッロ)』と『Odyseja. Historia dla Hollywoodu(オデッセイ――ハリウッド向けの歴史)』、またミハウ・ボルチュフ(Michał Borczuch)の演出による『Apokalipsa(黙示録)』と『Nagle, ostatniego lata(突然、昨夏に)』に出演している。
ポーランドで居場所を見つけたと語る。ここで家庭を築き、妻と2人の子どもがいる。
日本語訳:柴田恭子(Yasuko Shibata)、2025年9月
最終改訂:2025年6月11日