ポーランド人とのデートを成功させるには
今さらだが、デートというのは厄介なもの。ましてや、相手が違う国の人だったらなおのことだ。お目当てのポーランド人のハートを射止めたい人に、役立ちそうな12の秘訣!
ポーランド人は「出会い市場」でかなりの人気を誇る。古風な魅力と北欧風のルックスで、各国の人が集まる場で、ぱっと目立つ存在だ。ただ、あまりに人気がありすぎたり、または単に、ポーランド人が知らない人には距離を置きがちなせいで、アプローチしにくい場合もあるだろう。守備よくデートの約束にこぎつけた人は、以下のアドバイスを読もう。少なくとも、デートの最中に振られるという屈辱は避けられるはずだ。
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スタニスワフ‧バレヤ(Stanisław Bareja)監督『Nie ma róży bez ognia(綺麗なバラには火がつきもの)』1974年。ヤツェク‧フェドロヴィチ(Jacek Fedorowicz)とスタニスワヴァ·ツェリンスカ(Stanisława Celińska)。写真:Studio Filmowe Kadr / Filmoteka Narodowa / www.fototeka/fn.org.l
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余裕を持ってスケジュール。
ポーランドでは、たいてい移動にメトロやバス、トラムなど、公共の交通機関を使うが、深夜を過ぎると本数がかなり少なくなる。夜9時以降に会う場合、デートの時間は思ったより短くなるかもしれない。
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遅刻は禁物。
南ヨーロッパの人々とは違って、ポーランド人は、時間にルーズな人は好まない。約束の時間に15分以上遅れてしまったら、相手に最悪の形で振られるのを覚悟しよう。これは大学に伝わる古くからの慣習に由来するという。ポーランドの大学では、講師が15分遅刻した場合、帰ることが許されているのだ。時間にどうしても間に合わない場合、必ずメールか電話で連絡しよう。
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リシャルト‧リヅェフスキ(Ryszard Rydzewski)監督『Akwarele(水彩画)』、1978年。ドロタ‧クフィャトコフスカ(Dorota Kwiatkowska)とレシェク·ミコワイチク(Leszek Mikołajczyk)。写真:Filmoteka Narodowa / www.fototeka/fn.org.pl
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映画の誘い方。
ポーランドでは、デートに映画は王道だ。ただ、何でもよいから一緒に映画に行こうと誘うと、恋愛を意識した積極的な誘いと受けとめられる。反対に、何か特定の映画を見に行こうと誘うのは、本当にその映画を見たいからで、二人でポップコーン容器を間に手を繋ぐためでない感が出る。どちらがよいかじっくり考えた上で決めよう。
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ポーランド料理の店では、リスクを避けて。
ポーランド人の恋人に、「あなたの故郷の料理をぜひ試してみたい」という姿勢を見せるのは、好感を持たれる良い方法の一つだ。ヨーロッパやアメリカの大都市にはたいてい、ポーランド料理のレストランが少なくとも1軒はある。ポーランド料理の味覚の幅広さには、驚くかもしれない。もし胃腸が弱かったら、血入りソーセージやトリッパ(牛の胃)スープは遠慮しておこう。ポーランド人は自分たちの料理に誇りを持っているので、万が一、お皿に吐き出したりしたら、それだけで嫌がられる可能性がある。もし心配だったら、ピエロギ〔水餃子に似たダンプリングで、皮が厚い〕を注文すれば、たいていとても美味しいので、間違いない。
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奇抜すぎる場所はNG。
中には驚くのが好きなポーランド人もいるが、やりすぎないのが安全だ。例えばウディ‧アレンの『ギター弾きの恋(Sweet and Lowdown)』の主人公気取りで、ゴミ捨て場をデートの場所にするのはお勧めできない。もしアクティビティを提案するなら、料理のワークショップやワインテイスティングなど、上品で素敵なものが良いだろう。
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写真:Tomasz Niewiadomski / Forum
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花をエレガントに贈り、受け取ろう。
ポーランド人の恋人が花束をくれたら、たとえ花が好きでなくてもお礼を言おう。茶化したり、文句を言ったりするのは致命的だ。ポーランド人女性に花を選ぶ時は、黄色の花は避けること。妬みや不誠実さを連想させることが多い。黄色でなければ、バラの花はどれも大丈夫なはず(黒いバラは例外。これはおそらく、普遍的なルールだろう)。
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ポーランドについて無知なコメントをしないこと。
もし一つだけ覚えておくなら、これ!ポーランドが中央アジアのどこかにあると思い込んでいたり、旧ソ連、後進国だねなど、トンチンカンな発言をする相手と一緒にいて、楽しいと感じたり、まして魅了されるポーランド人はいない。もし知識に自信がなかったら、ちゃんと質問して聞こう。決して怪しげなジョークは言わないこと。相手がポーランドについて批判的なことを言った時も、それには同調しない方が安全だ。
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相手に合わせよう。
ポーランドでは、相手が食事やお酒を注文している時、自分だけ頼まないのは無作法に思われる。ただ、ポーランド人はたいていの国の人よりお酒をたくさん飲む。もし8杯目のウォッカは無理だと思ったら、おとなしく負けを認めよう。あとで醜態をさらすより、ずっと賢明だ。
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お会計はスマートに。
ポーランドでは、伝統的な男女の役割についての考え方はまちまちだ。男性に支払いを期待するポーランド人女性がいるかと思うと、そうでない人もいる。自分から払おうとするポーランド人男性もいるし、そうでない人も。もし自分では払いたくない場合も、一度は申し出よう。絶対に払うと決めているのであれば、もう一度そう言えばよい。ポーランドでは最初の申し出を断り、2度目や3度目に受け入れるのが基本的な礼儀とされている。
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アンジェイ‧コニツ(Andrzej Konic)監督『Czarne Chmury(黒い雲)』、1973年。アンナ‧セニュク(Anna Seniuk)とリシャルト·ピェトルスク(Ryszard Pietrusk)。写真:Roman Sumik / Filmoteka Narodowa / www.fototeka/fn.org.pl
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トラム·バスの停留所でよし。
かつて、男性は逢瀬の後、相手を家まで歩いて送っていくことが期待されていた。今では、公共の交通機関へのエスコートが、ロマンチックな夕べの締めくくりとして受け入れられている。だから、将来の恋人がそう言っても驚かないでほしい。現代ポーランドのデートでは、よくあることだ。
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車で来た時は、相手を送っていこう。
ポーランドでは、ロマンチックな約束に車で登場したら、別れる際に、相手が希望するところまで送り届けるよう期待されている。運転することにした日は、デートが終わりを迎える頃、ちゃんと相手を送って行けるように余裕を持とう。そうでないと、なんて不親切な人!と思われる可能性がある。
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最後までかっこよく。
ポーランドのデートは、たいてい互いの頬へのキスで締めくくられる。どちらかがよほど変わり者でない限り、この伝統に従うのがベストだ。ぎこちなく手を振りつつ走り去っていくのは、拒否の態度と解釈されかねないし、強引に愛情を示すのは……まあ、どう見えるかは皆さん、知っているだろう。ああそれから、2回も3回も、相手の頬にキスをしないよう、肝に銘じよう。これはおばさんやおばあちゃん向けだ。
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執筆:Marek Kępa、2015年12月28日、改訂:2020年2月13日
日本語訳:柴田恭子(Yasuko Shibata)、2026年1月