1. 企画展:映画監督アンジェイ・ワイダ
クラクフの日本美術技術博物館Mangghaが主催する企画展「映画監督アンジェイ・ワイダ」(2024年12月10日〜2025年3月25日)は、ノート、手紙、スケッチ、衣装や小道具など思い出の品々を通してアンジェイ・ワイダ(Andrzej Wajda)監督の作品と情熱を物語る、マルチメディア展示会である。展示品には、ワイダが会って話をした人々、映画の構想、喜びや不満などの思いを日々書きつづった貴重なノートや、『ヴィルコの娘たち』(1979)でワイダ監督の妻クリスティナ・ザフヴァトヴィチ=ワイダ演ずる主人公の一人、カジャが着た衣装、そして監督の父ヤクプ・ワイダも犠牲者の一人であったカティンの森事件(1940)を題材とする『カティン』(2007)で用いられた小道具も含まれる。
さらに、ポスター、舞台裏の写真、衣装などポーランドの映画機関が提供する展示品や、連帯運動の誕生(1980)を描く『鉄の男』(1981)が獲得したパルム・ドール、映画監督としての偉業を称えてワイダに授与されたオスカー名誉賞も披露される。展示のストーリーを彩るワイダ作品の名場面が、ポーランド北東部、スヴァウキ地方で過ごした監督の幼少期から、戦争体験、ヌーヴェルヴァーグの実験、ノスタルジーや日本との関わりなど、ワイダ監督の生涯のさまざまな局面へと、来観者を導いてくれる。
アンジェイ・ワイダは日本を7回訪問している。滞在の度に日本の文化との特別な絆を深め、作品のインスピレーションの源にもなった。これらの旅行の際に書き留められたノートやスケッチブックは、日本の文化や日常生活に対するワイダ監督の洞察や感嘆の言葉であふれている。
イベント詳細
会場:
国立映画アーカイブ 展示室(7階)
会期:
2024年12月10日(火)~2025年3月23日(日)
11:00~18:30(入室は18:00まで)
*1月31日(金)、2月28日(金)は11:00~20:00(入室は19:30まで)
*休室日:月曜日、2024年12月27日(金)~2025年1月5日(日)
トークイベント:
ラファウ·シスカ(本展覧会キュレーター)によるトーク
2024年12月14日(土) 14:00-15:30
入場料:
• 一般:250円
• 大学生:130円
• 65歳以上、高校生以下および18歳未満、障害者手帳をお持ちの方(付添者1名まで)、国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズ:無料
主催:
国立映画アーカイブ、日本美術技術博物館 Manggha、アダム·ミツキェヴィチ·インスティテュート
協力:
クラクフ国立美術館、ポーランド広報文化センター
ウェブサイト:
www.nfaj.go.jp/exhibition/andrzejwajda2024/