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Podsumowanie
11月25日から12月15日、日本の映画ファンに再び、ポーランド映画の数々の素晴らしい作品を楽しむ機会が訪れます。今年のポーランド映画祭は、古典的傑作から若い監督の最新作に至る30作品以上の上映を特色としています。
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本映画祭は、ポーランド映画をよく知る村田信男氏と、イエジー・スコリモフスキ(Jerzy Skolimowski)監督による協力、またポーランド広報文化センターの協力によって始まりました。村田氏の経営するマーメイドフィルム社は、日本の映画ファンに向けて本祭典を毎年企画・運営するとともに、ポーランド映画作品の日本での配給を行っています。
2017年、ポーランド映画祭は6周年を迎えます。本行事は、厳選されたポーランド映画作品を目玉とし、その中にはアンジェイ・ワイダ(Andrzej Wajda)とイエジー・カヴァレロヴィッチ(Jerzy Kawalerowicz)という、映画史において「ポーランド派」を作り出した二人の監督の傑作も含まれています。また、アグニェシュカ・スモチンスカ(Agnieszka Smoczyńska)によるサンダンス映画祭受賞作『ゆれる人魚』を始め、若い監督の様々な作品も紹介します。
本映画祭は、日本のお客様が、シネマ以外の分野で活躍するポーランド人アーティストについてよりよく知る機会でもあります。プログラムには、日本で人気を誇るSF作家、スタニスワフ・レム(Stanisław Lem)に捧げられたセクションが含まれます。このセクションは、ボリス・ランコシュ(Borys Lankosz)監督、アダム・ミツキェヴィチ・インスティトゥートの共同制作による、"Autor Solaris" (『ソラリスの著者』) と題されたレムの伝記ドキュメンタリーを特色としています。映画祭のもう一つのセクションは、画家ズジスワフ・ベクシンスキー(Zdzisław Beksiński)と、彼の息子で音楽評論家・翻訳家であるトマシュについての二作品を紹介します。そのうち、ヤン・パヴェウ・マトゥシンスキの長編デビュー作『最後の家族』は2016年グディニャ映画祭で数々の賞を授与されました。もう一つは、マルチン・ボルハルト監督によるドキュメンタリー、『ベクシンスキー家の人々 映像と音声のアルバム』です。
第6回ポーランド映画祭は、ポーリッシュ・フィルム・インスティチュート、ポーランド広報文化センター、スコピャ・フィルム、アダム・ミツキェヴィチ・インスティトゥートの主催にて行われます。